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[イラストのおはなし02]
イラストを描く前に

2017.11.14
SACHI OSHIMA

こんにちは!コットンズのプロデューサー、大島です。

前回は「イラストのちから」についてお話いたしました。今回は実際にイラストをご依頼いただくときのお話をさせていただきます。

効果的なイラストレーションを生み出すには、背景とストーリーを知ることが必要です。わたしたちは、そのために必要な項目をしっかりヒアリングしたうえで、制作にかかっていきます。

今回はそのヒアリング項目を3つのグループに分けてご紹介し、なぜそれが必要なのかをお話していきます。

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1 お仕事全体に関わる情報

●クライアント名

●イラストの使用用途・媒体(web、書籍、パンフレットなど)

●媒体の情報(ターゲット、発行・公開時期など)

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2 イラスト内容に関わる情報

●イラストの内容

●イラストタッチ

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3 進行に必要な情報やお約束ごと

●イラストサイズ

●データ形式

●スケジュール

●ご予算

●支払期日

●使用期間

●発行部数

●2次使用の有無(他媒体での使用があるか)

●競合の有無(競合他社での仕事の制限をかけるか)
※クライアントさまからのご要望がある場合はお知らせください。
制限をかける場合は期間を決めさせていただきます。

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意外と多いと感じられたでしょうか?でも全て、イラストを仕上げるために必要な情報です。では、なぜこれらが必要なのか、ご説明していきます。

1 お仕事全体に関わる情報

イラストが「どんな媒体で」「誰に向けて」「どんなふうに」掲載されるのかしっかり把握することはとても大切です。イラストレーターが受け取る人を想像して、想いを込めるからこそ適切なイラストが描けるのです。背景やストーリーを含め、丁寧にヒアリングさせていただきます。

2 イラスト内容に関わる情報

「驚いている女性」と聞いて、どんな顔を思い浮かべますか?下記は、どれも「驚いている女性」ですが、イラストの内容とタッチがそれぞれ異なります。

このように、「驚く」など感情を表す言葉は、人によって受け取り方がさまざまです。ニュアンスの違うイラストにならないように、「なぜ驚いているのか」、「どのくらい驚いているのか」など、細かくヒアリングをさせていただきます。

また、上記の3点のイラストは、タッチも異なります。「水彩画のようにやさしい雰囲気で」「はっきりした線でコミカルに」「1色で劇画調に」など、キーワードをいただければ、事前にイラストサンプルをご提案させていただきます。
イメージをすり合わせて、お話をしながら、理想のイメージを固めていきましょう。

3 進行に必要な情報

納期と予算は描き始める前にお聞きできるとありがたいです。確定していなくても、目安だけでもお知らせください。決まっていない場合は、こちらからご提案させていただきます。
イラストのサイズも、描き始める前にお知らせください。イラストサイズが異なると、適切な解像度で制作ができなくなるためです。大きなサイズで描いておいたとしても、線幅のバラつきや、塗りの潰れの原因にもなります。適切なサイズで仕上げることで、イラストの精度が上がるため、必ず事前にお伺いいたします。データ形式に指定がある場合も、初めにお伝えいただくとスムーズです。

また、2次使用や競合の有無など、予めお約束しておくべきことは、最初に条件をお聞かせください。後々問題に発展しないよう、しっかりとご相談させてください。

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項目が多く感じるかもしれませんが、しっかりと役割を果たすイラストレーションをご提案し、制作を進めるためにも、ひとつずつヒアリングさせていただきます。

私たちは、イラストを「単なるパーツ」ではなく制作物を作る「大切な要素のひとつ」と考えております。その上で、イラストの背景やストーリーをきちんと共有することを大切に、制作を行っています。

第2回もお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!

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