こんにちは、プロデューサーの大島です。
2018年もよろしくお願いします!
第5回目は、企業さまのメッセージをより伝わりやすくする「ストーリーを届けるイラスト」のお話です。
ソーシャルネットワークの普及やコミュニケーションの変化により、企業さまが想いやメッセージを改めて語る機会は増えてきました。例えば会社案内、リクルートパンフレット、インナーツール等で自社について語るとき。事実を羅列するだけでは「情報」を読んでいる印象となり感情が動きにくいこともありますが、「ストーリー」を加えることで、手に取りやすく、メッセージの伝わるものへと仕上がります。
「ストーリー」を表現する手段のひとつが「イラストレーション」です。その企業さまらしさをより表現し、世界観を醸成します。
第1回目でもふれたように、イラストには
注目度を高め差別化を図る/与えたい印象を可視化できる
図説で分かりやすく説明できる/見る人の想像力を広げられる
など、様々なちからがあります。このように、イラストでしか伝えられない方法で企業さまのメッセージをカタチにしていきます。
ひとつの事例を交えてご紹介いたします。
大東建託株式会社様 「ありがとうの取り組み」
大東建託さまでは、エンドユーザーであるお客さまからの感謝の声を「社長さまから社員さまに伝える」「社員さまと共有する」という素晴らしい習慣があります。年に一度、ありがとうの声を集めた冊子を作成し、社員さまのご自宅へお届けされています。コットンズでは2015年からの3年間、冊子を制作させていただきました。
その中で、2015年版を紹介させていただきます。冊子のテーマは「ありがとうの輪」。
表紙をめくると、大東建託様を代表する5職種それぞれの主人公が並び、職種が一覧できるようになっています。
感謝の声を共有することに加えて、「ご家族にも社業を理解していただく」ことも課題のひとつでした。各職種の説明するページでは、象徴的なお仕事のシーンを挿絵にし、各職種の役割が感覚的にわかるようにいたしました。
物語が進み、完成した大きな輪には大東建託グループの社員さま・生活者の方・地域の方など、さまざまな人を絡めました。輪には2つの意味を持たせました。
・大東建託様はたくさんの職種でできている
・たくさんのありがとうが循環している
ということ。
双方向の「ありがとう」が、ひととひとが関わる中で育まれ、そしてまた循環する、という目に見えないものをイラストレーションで表現し、イメージを可視化しました。読んだ人に想像していただけるような仕上がりになっています。
もちろん表現方法は様々ですが、このようにイラストにしかできない手法もあります。
コットンズでは、届けたい「メッセージ」をお聞かせいただき、お客さまらしい「ストーリー」が伝わる世界に一つの企画をご提案させていただきます。
今回もお読みいただきありがとうございました!
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