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[イラストのおはなし07]
イラストと他素材のかけ合わせ

2018.02.02
SACHI OSHIMA

こんにちは!プロデューサーの大島です。

ここまで6回にわたりイラストのお話をさせていただきました。
今日はイラストと他の素材を掛け合わせる表現について、お話したいと思います。

イラストは、デザインや別素材と掛け合わせることでまた別のちからを見せてくれます。表現の幅が広がったり、個性を演出し新しい魅力を生み出したりすることができます。そのいくつかの手法をお伝えします。

まずひとつめは【イラスト×写真】です。

[illustration:Mutsumi Kawazoe]

イラストと写真の掛け合わせでできることは下記の3つです。

・限定されたイメージになりすぎずに表現できる
例えば「20代女性」や「家族の暮らし」を写真で表現すると、
その写真のイメージが強く印象に残ってしまい、自分と雰囲気が異なる場合にお客さまが離れてしまう可能性があります。イラストの場合はその受け皿が広くなります。

・撮影では実現できない世界観を表現できる
現実にはありえないシチュエーションやイメージの世界を描くことができます。例えば空を飛ぶイラストや、現実には目に見えないものを描き入れることもできます。
また、予算の都合などで撮影ができないときに有効な手法でもあります。

・他社と差別化できる
同業種や競合の会社さまと差別化するために、写真を使いつつもそこにイラストを加えることで、他にはない個性や世界観を作り出すことができます。
このように、写真とイラストを組み合わせたデザインがご提案できるのも、社内にイラストレーター・デザイナーがいるコットンズの強みです。

次に【イラスト×異素材】です。

こちらは、布で作った虫めがねのキャラクターです。

原案が…

このようになりました!

・平面とは違った表情が生まれる
使用する素材ならではの風合いや質感を生かすことで、温かみや奥行きが出ます。平面イラストとはちがう表情が生まれます。

・特徴を視覚化できる
例えば羊のイラストを異素材で作るとき、綿や柔らかな布などで表現すれば、ふわふわで柔らかい質感が平面イラストよりも、特徴を最大限に生かすことができます。

他にも、フェルト、刺繍を使った表現などもあります。イラスト内容によって、適した素材をご提案させていただきます。

最後に、【イラスト×立体】です。

イラストを、粘土や布など様々な素材を作って立体に仕上げる手法です。

・平面よりも存在感を出せる
【イラスト×異素材】と同様に、平面イラストでは出せない表情を出すことができます。また立体ならではの存在感が生まれます。

・活用の幅が広がる
ノベルティ、グッズへの展開などさまざまな可能性が広がります。

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デジタルが当たり前になった今だからこそ、手作り感や質感、ぬくもりが感じられる「異素材」や「立体」のイラストレーションが生きてきます

このように、コットンズは「イラストを描く」だけではなく、「イラストをどう使うか」という視点で日々ご提案をしております。

「イラストを使った表現がしたい」ということでしたら、まずはご相談ください。お話をお聞きしながら、どんな手法が実現できそうか、一緒に考えさせていただきます。

今回もお読みいただきありがとうございました!

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